認証・表彰阪急阪神エクスプレスは10日、東京都の「企業のScope3(物流分野)対策促進事業(航空・海上輸送)」において、SAF(持続可能な航空燃料)とバイオ燃料を活用した航空・海上貨物輸送を促進する貨物代理店に選定されたと発表した。同社が同事業の貨物代理店に選ばれるのは2025年度に続き2年連続となる。
同事業は、企業活動に伴う間接的な温室効果ガス排出量である「Scope3」の削減を目的とした東京都の支援制度。航空貨物輸送におけるSAF利用への助成を24年度から実施しており、26年度からは海上貨物輸送におけるバイオ燃料利用も対象に加えた。
これにより、26年6月から27年3月までの助成対象期間中、同社を通じてSAFまたはバイオ燃料を利用した航空・海上貨物輸送を実施する東京都内登記企業は、燃料利用に伴う追加費用の助成を受けられるほか、「CO2削減証書」の発行を受けることができる。
企業の脱炭素化では、自社が直接排出する「Scope1」や購入した電力使用などに伴う「Scope2」に加え、サプライチェーン全体で発生するScope3の排出量削減が重要視されている。特に航空輸送は輸送手段の中でもCO2排出量が多いとされており、代替燃料の活用が課題となっている。
同社は阪急阪神ホールディングスグループの中核企業として、環境保全活動を推進しており、今後も脱炭素社会や循環型社会の実現に向けた取り組みを進めるとしている。
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