ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

長江ばら積み運賃、5月は1.7%低下

2026年6月17日 (水)

調査・データ中国の長江航務管理局がまとめた2026年5月の長江ドライバルク運賃指数は、総合指数が918.9となり、前月比1.7%低下した。前年同月比では11.8%上昇した。長江が増水期に入り航行条件が改善したほか、三峡ダムの船閘補修が完了して船舶の回転効率が高まったことで、輸送力供給が増えた。一方、沿江地域の一部では強雨の影響もあり、貨物需要の伸びが追いつかず、運賃を押し下げた。

区間別では、上流の総合運賃指数が1074.1で前月比3.4%低下、中流は913.0で2.2%低下した。一方、下流は936.8で1.4%上昇した。前年同月比では上流が12.9%、中流が27.9%、下流が8.3%上昇しており、足元では軟化しながらも前年水準は上回っている。

貨物別では、石炭運賃指数が821.0で前月比1.8%低下、前年同月比28.4%上昇した。金属鉱石は914.1で前月比0.7%低下、前年同月比18.7%上昇。鉱建材料は1005.8で前月比1.6%低下し、前年同月比では4.6%低下した。非金属鉱石は773.1で前月比4.1%低下、前年同月比5.9%低下。穀物は1103.0で前月比6.5%低下したが、前年同月比では36.2%上昇した。

5月は航路水位の上昇により船舶の実積載能力が高まり、三峡船閘の補修終了で通航効率も改善した。こうした供給面の改善に対し、長江幹線のばら積み貨物輸送量はやや減少し、需給の緩みが市場競争を強めた。

6月について同局は、夏場の電力需要期入りで沿江の発電所による石炭補充需要が高まり、石炭運賃は下げ止まるとみている。一方、鋼材市場は消費閑散期に入り、鉄鉱石輸送需要は縮小する見通し。鉱建材料はインフラ工事の施工期を背景に小幅上昇、非金属鉱石は安定推移、穀物は小幅下落を見込む。全体では6月の長江ドライバルク運賃指数は前月比で小幅に低下する見通しだ。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。