国際中国・深圳のEC(電子商取引)フルフィルメント事業者ランシル・グローバルは17日、中国と米国でフルフィルメント拠点を拡張したと発表した。世界で取り扱った小口荷物の出荷数が2000万個を超えたことを受け、越境EC向けの保管・出荷能力を増強する。
同社は2024年11月に小口荷物の累計出荷数が1500万個に達し、25年末までに2000万個を突破した。越境ECの拡大に伴い、商品調達、保管、出荷、配送を一体で委託したいブランドの需要が増えているとしている。

(出所:ランシル・グローバル)
中国では、深圳のフルフィルメントセンターを5月に4万8438平方フィートから9万8221平方フィートへ拡張し、越境EC向け処理能力をほぼ倍増させた。米国では、ネバダ州の倉庫を1月に6万6722平方フィートから10万6624平方フィートへ広げた。ペンシルベニア州にも3万2069平方フィートの拠点を構え、北米内の在庫配置と配送リードタイム短縮に対応する。
これにより、同社が中国と米国で運営するフルフィルメント面積は合計23万6000平方フィート超となった。拡張した拠点では、保管、受注処理、キッティング、セット組み、Amazon FBA向け準備、在庫管理、国際配送支援を強化する。
ランシル・グローバルは15年に中国で設立され、商品調達、サプライヤー管理、製造支援、品質管理、倉庫保管、ECフルフィルメント、返品処理、国際貨物輸送などを提供している。中国から世界171以上の仕向地へ直送するほか、米国ではネバダ州とペンシルベニア州の拠点を使い国内配送に対応する。
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