ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

小型車クラスの維持費用で中型車並み積載量を実現

三菱ふそう、海外向けキャンター8.55tを市場投入

2014年2月25日 (火)

サービス・商品三菱ふそう、海外向けキャンター8.55tを市場投入三菱ふそうトラック・バスは24日、海外向けに「キャンター」(車両総重量8.55トン)の中型トラックを発売した、と発表した。

この中型トラックは、小型トラック「キャンター」のプラットフォームをベースに、中型車並みの積載量を実現し、車両総重量の増加に対してブレーキまわりを強化、安全性能を確保。欧州では「車両総重量7.5トン」を境に車両部門が変わるため、安全法規対応装備を追加した。

同社は新車両のポイントについて「小型車クラスの初期導入・維持管理費用と、1クラス上の積載量によって物流の効率化を高める」と説明。新車両はオーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ各国で既に発売を開始しており、今後はシンガポールなど合わせて40か国で展開を計画。2015年までに販売台数を年間20万台まで引き上げる目標を掲げる。

■三菱ふそうトラック・バスのカイ・ウーヴェ・ザイデンフース取締役副社長・セールス・アフターセールス本部長のコメント
「中型トラックキャンターは機動的な小型・軽量トラックというコンセプトで開発し、クラストップの積載量を誇る。このタフな中型トラックは、顧客へクラス最大の積載量を提供できる、これからの中型トラックのベンチマークと位置付ける」

■車両スペック
エンジン:4P10ディーゼルエンジン、排気量3000cc
トランスミッション:6速DUONIC(機械式自動変速トランスミッション)/5速マニュアル