環境・CSRネスレ日本(神戸市中央区)は19日、「ネスカフェ プラン2030進捗報告書」の内容を公表し、25年にネスカフェ向けコーヒー生豆の53%を再生農業を導入する生産者から調達したと発表した。
報告によると、25年は15か国で1600人以上の農学者やフィールドスタッフが生産者への技術支援や研修を実施した。あわせて調達アプローチの見直しも進めた結果、再生農業を導入する生産者からの調達比率が過半数に達した。25年には生産者へ2030万本のコーヒー苗木を配布し、気候変動や病害に強い品種への切り替えを支援した。
環境面では、18年比でコーヒー生豆における温室効果ガス排出量を18.3%削減した。また、ネスカフェのコーヒーの94.3%について、生産者グループまでのトレーサビリティーを確保し、第三者認証または検証によって責任ある調達要件への適合が確認された。
報告書では、農業分野に加え、製造、物流、包装を含むバリューチェーン全体の取り組みも紹介。25年にはネスカフェのコーヒー製造拠点で使用する電力の98.6%が再生可能エネルギー由来となった。
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