キーコーヒー、洋菓子と喫茶の「アマンド」買収

フードキーコーヒーは12日、洋菓子販売と喫茶店の運営などを手掛けるアマンド（東京都港区）の飲食・物販事業を取得すると発表した。アマンドが3月をメドに会社分割により新設する飲食物販事業会社の全株式を取得するもので、12日に譲渡契約を締結した。

アマンドの商号は新会社が承継し、新会社の株式を全株譲渡した後の存続会社（現アマンド）は、社名変更の上、不動産事業を継続する。

アマンドは、60年以上にわたり洋菓子販売と喫茶店の運営を行っており、キーコーヒーとも長年にわたる取引関係にあった。キーコーヒーは、アマンドの飲食物販事業を引継ぎ、同社の持つ歴史・伝統・製品開発力・ブランド力などに、キーコーヒーグループが持つコーヒー・飲食関連で培った製造体制、販売ネットワーク、提案力を付加することで、サービスレベルの向上を目指す。