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ダイムラー、水素燃焼大型トラックを27年投入

2026年6月23日 (火)

国際ダイムラー・トラック(ドイツ)は22日、水素燃焼エンジン技術を手がけるケユ(同)と提携し、水素内燃機関を搭載した大型トラックの市場投入に向けた協業を開始すると発表した。2027年の市場投入を予定しており、道路貨物輸送の脱炭素化に向けた製品ラインアップを拡充する。

今回の提携は、バッテリー式電気駆動技術と水素駆動技術を並行して推進するダイムラー・トラックの戦略の一環。既存の車両およびエンジンプラットフォームを活用し、ケユが水素仕様への技術的適応を担う。両社はこれに関する合意書に署名している。

初号車として投入予定の「KEYOU HICE.40」は、「Mercedes-Benz Actros L 1848」をベース車両とし、マンハイム工場製の12.8リットルエンジンを水素燃焼仕様へ転換する。

(出所:ダイムラー・トラック)

KEYOU HICE.40は総重量40トン級のトラクターユニットとして設計され、350バールの圧縮水素技術を採用。メーカーによると航続距離は最大650キロ、出力は最大350キロワットとなる見込みで、要求の厳しい貨物輸送向けのソリューションとして展開する。

ダイムラー・トラックは、水素燃焼エンジンについて、燃料電池車と比べてシステムの複雑さが低く、既存車両構造への適応が容易であるほか、既存の産業基盤を活用できることからコスト効率に優れるとしている。

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