サービス・商品ダイヤ工業(岡山市南区)は23日、清水建設と共同開発した腕特化型アシストスーツ「DARWING Lift Up AS」(ダーウィンリフトアップエーエス)を6月1日から一般発売したと発表した。建設現場や物流倉庫での作業負担軽減を目的に開発した製品で、応援購入サービス「Makuake」(マクアケ)での先行販売では目標金額の1319%を達成した。

(出所:ダイヤ工業)
両社は2020年に腕と腰を補助するアシストスーツを共同開発していたが、現場から「装着が簡単な製品が欲しい」「夏場は暑くて着用しづらい」といった声が寄せられていた。今回の新製品はそうした課題を踏まえ、構造を全面的に見直した。
最大の特徴は装着性の向上で、リュックのように背負い手首を通してベルトを締めるだけの構造を採用し、約10秒で装着できる。腕の補助機能に特化し、床面や膝付近から重量物を持ち上げる動作に加え、腰の高さから地面や膝元へ荷物を持ち下ろす際の負荷も軽減する。

▲重量物の持ち上げ動作などの負荷を軽減(出所:ダイヤ工業)
倉庫内での荷物運搬作業での利用を想定しており、重量物の取り扱いによる身体的負担の軽減や作業安全性の向上が期待される。腰の補助が必要な場合は、同社の腰用サポート製品との併用を推奨する。また、近年の猛暑対策として背面に保冷剤を収納できるポケットも備えた。
価格は1万4300円。主な用途として物流倉庫での荷物運搬のほか、建設現場や草刈り作業などを想定している。建設業界や物流業界で深刻化する人手不足や高齢化を背景に、作業者の負担軽減と作業効率向上を後押しする製品として展開する。
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