調査・データキャセイグループ(香港)は23日、2026年5月の輸送実績を発表した。貨物部門のキャセイカーゴは、5月の貨物輸送量が15万89トンとなり、前年同月比10.5%増加した。供給量を示す有効貨物トンキロは13億1066万8000トンキロで同6.1%増、輸送実績を示す有償貨物トンキロは7億8314万8000トンキロで6.7%増だった。貨物搭載率は59.8%で、前年同月を0.3ポイント上回った。
1月から5月までの累計では、貨物輸送量が72万4158トンとなり、前年同期比8.4%増加した。有効貨物トンキロは同4.5%増、有償貨物トンキロは5.0%増で、貨物搭載率は59.0%だった。
同社によると、5月は中国本土と東南アジアを結ぶ主要貿易レーンの需要が堅調だった。専門輸送では、半導体やサーバー関連貨物がアジア域内と米州向けで伸び、医薬品輸送では欧州から中国本土向けの輸出が増加した。6月についても航空貨物需要は底堅いとみている。
機材面では、同社がエアバスA350F貨物機2機を追加発注し、同型機の導入計画は計8機となった。さらに、エア・ホンコンが運航するリースのA330P2F貨物機も加える。香港を国際航空貨物ハブとして維持するため、貨物専用機の更新と増強を進める。
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