国際ダイムラー・トラック(ドイツ)は24日、ドイツ・ハルバーシュタットに整備したグローバルパーツセンター(GPC)の本格稼働を開始したと発表した。メルセデス・ベンツトラック向け補修部品の世界供給拠点として運用し、170か国以上の販売店ネットワークへの部品供給を担う。
同センターは2025年夏から段階的に稼働を開始し、6月末までに旧ゲルマースハイム拠点からの移管を完了した。現在はハルバーシュタットから世界20か所の地域パーツセンターへ部品を出荷し、各地域パーツセンターを通じて世界約3000の販売店へ供給する体制を構築している。

▲グローバルパーツセンター(出所:ダイムラー・トラック)
施設は延床面積27万平方メートル、物流エリア26万平方メートルを備え、最大30万品目の補修部品を取り扱う。高さ40メートルの自動高層ラック倉庫には7万個のワイヤーメッシュコンテナを保管し、小物部品エリアでは16万個の収納ボックスを備えたオートストア(ノルウェー)を導入。56台のロボットが自動搬送を行うほか、動的保管管理システムにより保管場所を最適化し、物流効率の向上を図る。日常の物流業務はDPワールド(UAE)が運営を担う。
また、物流拠点は化石燃料を使用しないエネルギー設計を採用。25万平方メートルの屋根に設置した出力22メガワット超の太陽光発電設備により、年間2000万キロワット時超の発電を見込み、余剰電力は電力網へ供給する。電気ヒートポンプによる空調や蓄電設備を導入するほか、電気トラック向けには200キロワット級16基、400キロワット級4基の充電設備を整備し、物流拠点全体の脱炭素化を進めるとしている。

(出所:ダイムラートラック)
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