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三菱化工機、日鉄向け水素製造装置を受注

2026年6月25日 (木)

荷主三菱化工機は24日、日本製鉄から中型水素製造装置「M-HyGeia 1000」を受注したと発表した。GX(グリーントランスフォーメーション)推進法に基づく「排出削減が困難な産業におけるエネルギー・製造プロセス転換支援事業(事業Ⅰ(鉄鋼))」の採択案件で、日本製鉄が進める高炉プロセスから電炉プロセスへの転換投資向けとして導入される。設備は日本製鉄九州製鉄所八幡地区に2028年納入を予定している。

▲納入を予定している水素製造装置の同型装置(出所:三菱化工機)

受注した設備は、時間あたり1000ノルマル立方メートルの水素を製造する中型水素製造装置「M-HyGeia 1000」3系統で構成される。三菱化工機は1964年に水蒸気改質法による国内1号機の水素製造装置を手がけて以来、60年以上にわたり水素や石油などエネルギー関連プラントを建設してきた。2005年に開発した小型パッケージ型水素製造装置「HyGeia」シリーズは、水素ステーションや工業用途向けを中心に100基の納入実績があり、大型設備を含めた水素製造装置全体では国内外で200基の納入実績を有する。

今回の受注は、25年度から新たな報告セグメントとして設定した「循環型社会推進」「クリーンエネルギー」領域を主とするGX事業の推進に沿うもの。日本製鉄向けでは、24年に受注した水素還元製鉄実証用の大型水素製造設備に続く採用となる。

三菱化工機は、長年培ってきた水素製造技術と経験を生かし、今後も水素関連設備の供給を通じてGXやカーボンニュートラルの推進を図る。

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