
▲水素製造に用いるアルカリ水電解装置の全体像(出所:旭化成)
荷主旭化成は23日、川崎市の川崎製造所(川崎市川崎区)でクリーン水素製造用アルカリ水電解システムの生産能力を拡大すると発表した。新工場を建設し、水電解と塩素・苛性ソーダ製造に用いるイオン交換膜法食塩電解プロセスの双方に対応する電解用枠と電解用膜を併産する体制を構築する。2028年度の稼働を予定している。
計画は24年12月に経済産業省の「GX(グリーントランスフォーメーション)サプライチェーン構築支援事業」に採択されており、クリーン水素製造装置の国内サプライチェーン整備を支援する枠組みを活用する。
新工場は電解用枠・膜の生産能力が年間2ギガワット超で、既存設備と合わせて3ギガワット超を確保。総投資額は310億円で、最大3分の1が補助金対象となる。
今回の設備拡張により、水電解事業の本格展開を進め、川崎製造所を水電解・食塩電解事業の中核拠点として再構築する。
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