アパレルハイクリ(東京都中野区)は25日、アパレル向け在庫管理・需要予測AI SaaS「Vestory」(ベストリー)と、EC(電子商取引)一元管理システム「ネクストエンジン」のAPI標準連携を開始したと発表した。
アパレル業界では、複数のECモールや自社ECを併用する事業者が増える一方、受注や在庫、発注データがチャネルごとに分散し、CSVによる手作業での集約が業務負担となっている。SKU数が多く、シーズンや天候による需要変動が大きいアパレルでは、データの分断が在庫最適化の妨げとなっていた。
今回の標準連携により、ネクストエンジンで一元管理された各チャネルの販売、在庫、発注データを、個別開発やCSV作業を行うことなくVestoryへ取り込めるようになった。導入後すぐにチャネル横断での受注分析や発注提案に活用できる点が特徴である。
VestoryはAI(人工知能)を活用してSKU別の販売見通しに基づく発注判断と在庫管理を支援するサービス。今回の連携では、入荷予定を含む発注残も考慮した発注提案が可能となるほか、最新データを基にAIが需要を予測することで、発注提案の精度向上につなげる。
業務面では、販売チャネルごとに分散していたデータを一元化することで、在庫状況の可視化や発注判断の迅速化が期待される。データ集約や転記作業の削減により、担当者は需要予測の確認や発注判断など付加価値の高い業務に専念できるようになる。
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