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シーオス、物流システム刷新の壁を解説

2026年6月26日 (金)

調査・データシーオス(東京都渋谷区)は23日、ホワイトペーパー「なぜ物流システム刷新は進まないのか」を公開した。

同資料は、物流2024年問題や人手不足の深刻化、新物流効率化法への対応などを背景に、多くの企業が直面する物流システム刷新の構造的課題を解説したもの。20-30年にわたり稼働するオフコンやレガシーシステムが、現場ごとの機能追加や顧客別ルール、Excel(エクセル)による補完などを重ねた結果、複雑化や属人化、ブラックボックス化が進み、システム刷新の障壁となっている実態を整理した。

物流面では、医療、食品、EC(電子商取引)、製造業など「止められない物流」を担う企業では、システムの老朽化が出荷停止や納品遅延を招く経営リスクになりつつあると指摘する。保守人材の高齢化やサポート終了(EOL)への対応も課題として挙げている。

ホワイトペーパーでは、現場が新たなシステム導入に抵抗する背景には、長年使い慣れた業務を変更することへの心理的負担があると分析。「なぜ変えるのか」という目的を共有しながら組織全体で変革を進めるチェンジマネジメントの重要性を解説している。

また、システム刷新をベンダー任せにするのではなく、自社が主体となって「あるべき業務プロセス」を再定義する「超上流(業務設計)」の重要性を提言。既存業務をそのまま新システムへ置き換える「現行踏襲」ではなく、物流業務全体を見直すことで、リスクを最小化しながら将来の物流環境に対応できる体制づくりを目指すとしている。

資料は年商500億円-3000億円規模の物流、医薬品卸、製造、小売、流通などの中堅・大手企業を対象とし、経営企画やDX(デジタルトランスフォーメーション)を管掌する担当者、ロジスティクス責任者向けに公開している。

(出所:シーオス)

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