サービス・商品ソトバコ(福岡市中央区)は26日、写真とAI(人工知能)を活用して棚卸業務を効率化する棚卸特化型SaaS「ラクだな」の提供を開始したと発表した。スマートフォンで商品を撮影して数量を入力するだけで棚卸作業を行うことができ、先行導入企業では棚卸業務の工数を67%削減したという。利用料金は月額9800円(税別)、初期費用は無料。
同サービスは、食品卸や食品メーカー、小売、飲食、製造業など現物在庫を扱う事業者を主な対象とする。紙やExcel(エクセル)による棚卸しでは、リストの印刷・配布、手書き記入、集計、PCへの転記など多くの工程が発生するほか、バーコードがない商品やラベルが剝がれた商品、冷凍庫内で結露した商品では管理が難しいといった課題があった。
ラクだなは、現場でスマートフォンによる撮影と数量入力を行い、AIが商品マスタから候補を提示する仕組みを採用。事務所側は候補を選択するだけで集計や転記を自動化できる。商品名が分からない作業者や外国人スタッフでも利用しやすく、バーコード管理との併用やオフライン環境にも対応する。
先行導入したタカラ食品工業では、紙の棚卸表に掲載されていない商品の数え漏れが大幅に減少したという。また、水産卸での実証では、棚卸業務の工数を約67%削減した。棚卸時間は18時間から6時間へ短縮されたとしている。
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