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CarbonNest、CO2直接回収を小牧で実証

2026年6月29日 (月)

環境・CSRCarbonNest(カーボンネスト、東京都文京区)は29日、日本特殊陶業(名古屋市東区)が推進する「水素の森」プロジェクトの実証フィールド「SUISO no MORI hub」(愛知県小牧市)で、大気中の二酸化炭素(CO2)を直接回収するDAC(Direct Air Capture)装置の実証試験を開始したと発表した。

今回の実証では、小型DAC装置を1か月間設置し、高温多湿な環境下でのCO2回収性能を検証する。使用する装置は、2025年に北海道石狩市で200時間超の連続安定稼働を達成したもので、今後は工場排熱の活用可能性についても検討を進める。

▲ SUISO no MORI hubでの実証実験の様子(出所:CarbonNest)

CarbonNestは、大気中から回収したCO2を地域の電力や燃料、産業資源として循環させる「CO2 into Energy」を事業ビジョンに掲げる。DAC装置の開発に加え、設置場所のエネルギー環境や回収後のCO2用途に応じて運転を最適化する制御技術を強みとしている。

日本特殊陶業の「水素の森」プロジェクトは、水素社会と炭素循環型社会の実現を目指す取り組みで、「SUISO no MORI hub」をスタートアップとの共創拠点として活用している。両社は今回の実証を起点に、小型DACと日本特殊陶業が持つアセットを組み合わせ、回収したCO2を資源として活用するカーボンリサイクルの展開を目指す。

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