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TNP、ディープテック支援で150億円ファンド

2026年6月29日 (月)

財務・人事TNPパートナーズ(横浜市港北区)は29日、UAEアブダビに本社を置くベンチャーキャピタルのARKAS EOMと共同で、日本発ディープテック企業のグローバル市場展開を支援する新ファンド「ARKAS TNP Ascend Fund I」の組成を開始したと発表した。目標規模は150億円で、先端技術の事業化から世界市場への展開、資本市場への接続までを一貫して支援する。

ファンドは、両社が共同設立したARKAS TNP Capitalを通じて運営する。投資対象は日本発のディープテック企業で、主にアーリーステージからアーリーグロース段階の企業を想定する。先端材料、半導体、ロボティクス、AI、ライフサイエンスなどを重点分野とし、日本を中心に北米、欧州、中東も対象地域とする。

TNPパートナーズは研究開発型ベンチャー企業の成長支援を25年以上手がけてきた。一方、ARKAS EOMは米国、中東、欧州に投資ネットワークを持ち、経済安全保障やディープテック分野での事業成長支援に知見を有する。両社は、日本企業の技術発掘力と海外市場での商業化支援機能を組み合わせることで、研究成果の事業化や大型資金調達、グローバル市場への展開を支援する。

日本は世界有数の研究開発力を持つ一方で、研究成果の商業化や海外展開、グローバル市場を見据えた経営人材の不足などが課題となっている。ファンドでは、こうした「商業化ギャップ」の解消を目指し、日本発技術の事業化から資本市場への接続まで一貫して支援する。

今後は第1号ファンドを起点に、後続ファンドを含めたシリーズ全体で2030年までに運用総額10億ドル超を目指す。また、国内外の事業会社や金融機関、大学・研究機関との連携を強化し、日本発ディープテック企業の国際競争力向上と、横浜・神奈川を起点とした次世代イノベーションエコシステムの形成を推進する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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