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JR東日本、AI活用の新幹線検測車を導入

2026年7月15日 (水)

ロジスティクス東日本旅客鉄道(JR東日本)は14日、AI(人工知能)などの新技術を活用した新たな新幹線専用検測車を導入し、2029年度中の検測開始を予定していると発表した。

新たな検測車はE927形の7両編成で、東北、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線を検測する。最高速度は時速320キロで、現行車両より高速化するとともに、新技術の導入によって検測機能を高める。

新たに搭載する「PQ推定システム」は、台車に取り付けた複数のセンサーで揺れや傾きなどを測定し、車輪とレールの間に作用する力を推定する。推定結果を線路状態の評価に加えることで、整備箇所や優先度をより明確にし、効果的な予防保全と安全レベルの向上につなげる。

▲PQ推定システムを活用した効果的な予防保全のイメージ(クリックで拡大、出所:JR東日本)

「新幹線車上撮影装置(仮称)」は、1号車と7号車の前頭部、3号車の側方、天井部分に計48台のカメラを設置する。高精細画像を連続撮影し、設備の状態や沿線環境を記録することで、前回の画像との比較による検査の効率化や、列車運行に支障を及ぼす恐れのある沿線の樹木などの把握に活用する。

今後は、画像確認にAI技術を用いた自動判定・抽出の導入に向けて開発を進める。両装置を使用し、時速320キロで検測する取り組みは日本初となる。

同社は、AIやDX(デジタルトランスフォーメーション)の技術を活用し、安全で安心な高速輸送サービスの実現に取り組むとともに、省人化や遠隔からの無人検測の実現も目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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