拠点・施設河合楽器製作所は10日、インドネシア・西ジャワ州カラワン県に電子ピアノの新第3工場を完成し、7月2日には完成式を行ったと発表した。
新工場は、同社の生産拠点であるカワイインドネシアが建設した。2001年の設立以来、アコースティックピアノと電子ピアノの製造拠点として事業を拡大しており、従来の第3工場は07年から電子ピアノの生産を担ってきた。今回完成した新工場は、その機能を引き継ぐとともに、生産能力と品質管理体制を強化する中核拠点となる。

▲カワイインドネシア新第3工場の外観(出所:河合楽器製作所)
新工場では、省力化・自動化設備を導入し、生産効率の向上と品質管理の高度化を図る。敷地面積は5万平方メートル、建屋面積は2万2000平方メートルで、総投資額は40億円。ポータブルモデルからスタンダードモデル、ハイブリッドモデルまで幅広い電子ピアノを生産する。
同社は25年に策定した第8次中期経営計画「KAWAI 十年の計」で、35年までに電子ピアノの世界シェアを24.4%へ引き上げる目標を掲げている。新工場はその実現に向けた生産体制強化の柱と位置付けられており、拡大する世界需要への対応力を高める。
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