荷主日立製作所(東京都千代田区)は15日、日立ヴァンタラが米国オクラホマ州ノーマンで運営するストレージ製造拠点が、世界経済フォーラム(WEF)の先進工場「Lighthouse」に選出されたと発表した。日立グループでは、2020年に選出された大みか事業所に続く2拠点目となる。
ノーマン拠点は、AIを活用したビジネス変革を支えるデータインフラを製造しており、受注から出荷までのデジタル製造・サプライチェーン改革を進めてきた。
世界各地の在庫やサプライヤー情報を集約する「グローバル在庫コントロールタワー」を構築し、AIが部品ごとの最適な安全在庫数を算出する仕組みを導入した。その結果、欠品リスクを抑えながら、グローバルで在庫を50%削減した。

▲米国オクラホマ州ノーマンのストレージ製造拠点(出所:日立製作所)
需要予測にもAIを活用し、商談データを基にした月次需要予測の精度を約19%向上させた。さらに、AIを活用した需要予測や在庫管理により、受注から出荷までのリードタイムを77%短縮した。
製造現場では、Agentic AIが複数のシステムから情報を取得・連携し、顧客ごとに異なる複雑なソフトウェア構成のセットアップを自動化した。これにより、受注仕様生産(CTO)のリードタイムを84%短縮した。
また、デジタル作業指示とAIによる画像認識を組み合わせた「リアルタイム作業ナビゲーター」を導入し、作業逸脱をリアルタイムで検知、是正する仕組みを構築した。これらの取り組みにより、新人作業員の研修時間を80%短縮した。
日立は今後、ノーマン拠点で得た知見を日立レールなどのグローバルな生産拠点へ展開し、AIを活用した事業変革を進める。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。
































