ロジスティクス名港海運は15日、フェリーとRORO船を活用した海陸複合の小口輸送サービス「カモメ混載便」を開始したと発表した。
新サービスは、国内拠点と輸送ネットワークを活用し、長距離トラック輸送の一部を海上輸送へ切り替えるもの。貸切チャーターするほどの貨物量がない荷主でも利用できる混載輸送を提供し、パレット貨物を中心とした小口貨物に対応する。
フェリー輸送への転換により、従来の長距離トラック輸送と比べてCO2排出量を最大83%削減できるとしており、環境負荷の低減やカーボンニュートラルへの取り組みを後押しする。

(出所:名港海運)
輸送ネットワークは名古屋港を基点に、北航路と南航路の2ルートを設定。北航路は名古屋港、仙台港、苫小牧港を結び、北海道まで輸送する。南航路は名古屋港、敦賀港、博多港を結び、九州までの輸送に対応。全国を縦断する海上定期航路を活用することで、広域物流ネットワークを構築する。
対象貨物は、パレット貨物またはフォークリフトで荷役可能な小口貨物で、貸切便では積載スペースが余る荷主でも利用しやすく、輸送効率の向上につながる。
また、災害などで陸上輸送に支障が生じた際には、海上輸送を活用した代替ルートとして機能するため、事業継続計画(BCP)対策としても活用できる。
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