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セイノーが100億円ファンド、成長企業へ投資

2026年7月15日 (水)

M&Aセイノーホールディングスは15日、物流と荷主企業のバリューチェーン関連領域を対象とする投資ファンド「SEINO Alliance Fund」を100億円で設立すると発表した。同社が単独の有限責任組合員となるシングルLP方式を採用し、ミドル・レイターステージのスタートアップを中心に、資本参加やM&Aを含む幅広い手法で投資する。

▲ファンド設立時の様子(出所:セイノーホールディングス)

無限責任組合員はSpiral Innovation Partnersが務める。投資対象は、IPOを視野に成長資金を必要とする企業、既存投資家が保有株式の売却を検討する案件、大企業からのスピンアウト後に事業拡大を目指す企業などを想定する。出資比率はマイノリティからマジョリティまで、投資形態も新株取得のプライマリー投資から既存株式を取得するセカンダリー投資まで対応する。

セイノーHDはこれまで、2019年設立の「Logistics Innovation Fund」と23年設立の「Value Chain Innovation Fund」を通じ、スタートアップとの協業を進めてきた。新ファンドは両ファンドとは独立して運営し、より成長段階の進んだ企業への投資や、協業から資本提携、M&Aへの移行を迅速化する狙いがある。

投資先の成長支援には、セイノーグループ101社が持つ物流拠点、輸配送ネットワーク、顧客基盤を活用する。物流周辺に限らず、荷主企業の調達、生産、販売を含むバリューチェーン全体に価値を提供する企業も対象とする。

同社は、業種や企業の枠を超えて共同利用できる物流基盤を構築する「オープン・パブリック・プラットフォーム」構想を掲げている。新ファンドを中期経営計画「Team Green Logistics」の実行手段とし、物流とサプライチェーンのデジタル化、環境対応を資本面から後押しする。

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LOGISTICS TODAY編集部
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