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モービルアイ、クラウド道路情報でADAS高度化

2026年7月23日 (木)

ロジスティクスモービルアイ(イスラエル)は、ステランティス(オランダ)が2027年以降に投入する次世代車の一部へ、クラウド連携型の先進運転支援システム(ADAS)を供給すると発表した。まず米国市場向けモデルへの搭載を予定し、その後、車両プラットフォームや仕様に応じて対象を広げる。

採用されるのは、走行車両から収集した道路情報をクラウド上で統合・解析する「REM」技術。縁石や横断歩道、車線、信号機、一般的な走行経路などの情報を匿名化して収集し、更新した道路データを走行中の車両へ配信する。車線区画線のない道路での車線維持支援や、指定された地域・条件下でドライバーが前方を監視しながら利用するハンズフリー運転を支える。

(出所:モービルアイ)

REMは米国と欧州の公道の95%以上をカバーしている。2025年には世界の自動車メーカー上位10社のうち5社がデータ提供に参加し、800万台超の車両から547億キロ分の走行データを収集した。道路工事などによる環境変化を継続的に反映できる点を特徴とする。

ステランティスはクラウド上の道路情報を活用することで、車両単体のカメラやセンサーだけでは把握しにくい先行情報を補い、運転支援機能の対応範囲を広げる。モービルアイは車載半導体「EyeQ6L」とREMを組み合わせ、ハードウエアとソフトウエアを一体で供給する。物流車両を含む量産車への採用が拡大すれば、道路情報を共有する車両台数の増加が、ADASの精度や利用可能地域の拡大につながる可能性がある。

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