ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

CCUS市場急拡大、CO2輸送網構築が本格化

2026年8月21日 (金)

調査・データ市場調査会社ストラティスティックス・マーケット・リサーチ・コンサルティング(ストラティスティックスMRC、インド)は20日、世界のCCUS(CO2回収・有効利用・貯留)市場が2026年の52.9億ドルから34年には165.3億ドルへ拡大するとの予測を公表した。年平均成長率は15.3%を見込む。各国の脱炭素政策を背景に、CO2の回収設備だけでなく、パイプラインや船舶などを使った輸送インフラの整備需要も拡大するとみている。

CCUSは、工場や発電所などから排出されるCO2を回収し、輸送したうえで化学品や建設資材などに利用するか、地下の地層に貯留する仕組み。調査では、輸送手段をパイプライン、船舶、鉄道、道路に区分して市場を分析しており、回収拠点と利用・貯留拠点を結ぶCO2物流網の構築が市場拡大の一角を占める。

サービス別では、設備投資額が大きく技術的な難度も高いCO2回収分野が最大市場になると予測した。排出源別では、製造工程そのものからCO2が発生するセメント産業の伸びが大きいとみる。一方、回収設備や輸送インフラ、貯留サイトの整備には多額の初期投資が必要で、事業採算性が普及の課題となる。

地域別では北米が最大市場を維持する一方、アジア太平洋地域でも高い成長を予測する。中国の産業・発電部門に加え、日本、韓国、豪州などでCCUS拠点や国境を越えたCO2輸送ネットワーク、大規模な地中貯留プロジェクトの開発が進むとしている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。