M&A鈴与(静岡市清水区)は29日、デンマーク・スーパーリーガに所属するプロサッカークラブ「Randers FC」(ラナースFC)を運営するRanders FC A/Sの株式80%を取得する契約を、28日付で締結したと発表した。
鈴与が長年支援してきたJリーグクラブ「清水エスパルス」とRanders FCの連携を進め、両クラブが培ってきた経営、競技、選手育成、クラブ運営の知見やノウハウを共有することで、相互の発展を目指す。

▲Randers FCの集合写真(出所:鈴与)
Randers FCはデンマーク王国ラナース市を本拠地とし、同国1部リーグに所属する。2003年の創立以来、育成年代への投資やデータを活用した運営に取り組んできた。地域との強い結びつきや育成重視の方針、持続可能な経営を特徴とし、ラナース市民から広く支持されている。
鈴与は、Randers FCが地域を大切にする姿勢が、地域社会とともに歩んできた自社の考え方と重なるとして、長期的な関係を構築できるパートナーと判断した。
株式取得後も、現在の経営陣や強化スタッフを中心とした運営体制を維持する。競技面やクラブ運営に関する意思決定は引き続きRanders FCが主体となり、清水エスパルスとの連携も両クラブが主体的に進める方針だ。
両クラブの選手をはじめとする多くの選手に、成長段階に応じた挑戦の機会を創出する。デンマークを起点に欧州の移籍市場への理解を深め、日本と欧州の間における選手移籍を、より適正な評価や条件で実現することも目指す。
鈴与は今回の株式取得について、短期的な投資収益を追求するものではなく、清水エスパルスとRanders FCの持続的な発展を支援するための取り組みとしている。
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