アパレルchom(チョム、東京都品川区)は8月31日、アパレル物流向けに開発する再利用可能な梱包ボックス「Looplet(ループレット)」の実使用モデルを一般公開したと発表した。梱包、輸送、保管、商品探し、補充、返却・再利用までの物流工程で繰り返し使うことを想定し、使い捨て梱包資材の削減と現場作業の負担軽減を目指す。
Loopletは、上部から商品を入れられるほか、複数の箱を積み重ねた状態でも前面から中身を取り出せる構造。店舗到着後もバックヤードでの保管や商品探し、補充に使用することを想定している。使用後は折りたたむことで、返送時には使用時のおよそ7分の1の大きさにまとめられる。
同社は7月10日から12日まで、100BANCHで開催された「ナナナナ祭2026」でLoopletを初めて一般公開した。会場には3日間限定の架空のアパレルショップ「ナナブンノイチ」を設け、来場者が積み重ねたLoopletから指定された洋服を探すなど、店舗バックヤード業務を体験できる展示を実施した。

(出所:chom)
来場者164人に実施したアンケートでは、アパレルショップや倉庫での勤務経験者から、商品探しや開梱作業、梱包資材の処理、バックヤードの狭さなどが現場の負担となっているとの声が寄せられた。同社は、この調査はLoopletの導入効果を測定するものではないとしている。
現在はアパレル企業や物流関係者と連携し、サンプル提供やモニター利用、実際の物流環境でのPoCを進めている。現場の作業負担軽減や安全な輸送、環境負荷、経済合理性、使用済み資材の回収・再利用の仕組みを検証する。
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