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ソフトバンクBBのパーチェスワンを導入

新関西国際空港、間接購買システムの利用開始

2014年3月24日 (月)

ECソフトバンクBB(東京都港区)は24日、新関西国際空港(大阪府泉佐野市)グループ7社に対し、間接材購買システム&サービス「パーチェスワン」と電子契約サービスの提供を開始すると発表した。

新関西国際空港グループでは、大阪国際空港との経営統合などで工事や役務の発注数が増加していることから、一定条件の購買・調達業務でパーチェスワンを導入し、業務の効率化を計画。2013年10月から電子カタログからの購買を、ことし1月から特定の見積り業務を試験的に始めており、4月からグループ会社7社で本格導入を開始する。

新関西国際空港グループがパーチェスワンで購買するのは、施設点検、修理などの役務、簡易な工事、事務用品、工具、部品などの備品・消耗品で、パーチェスワン購買センターでは、新関西国際空港グループの依頼に基づいて複数の登録サプライヤーから見積もりを取得し、価格を比較して購入先を選定する見積もり購買を行う。

また、頻繁に購入する事務用品や空港内の各種備品は電子カタログ化することで、購買業務の迅速化と効率化を図る。

さらに、今回の取り組みでは、パーチェスワンとして新たに電子契約サービスの提供を開始。新日鉄住金ソリューションズ(東京都中央区)がクラウドサービスとして提供する「サインナップワン」を採用した。

サインナップワンは、契約書の電子化に必要な機能とサービスを統合し、契約書締結から保管・管理、検索までをトータルにクラウド化した電子契約サービスで、今後ソフトバンクBBではパーチェスワンの購買業務サービスを通じて蓄積した契約業務ノウハウを生かし、サインナップワンを販売していく。

パーチェスワンのサービス開始に際し、まずソフトバンクBBが新関西国際空港グループの既存の登録取引先(サプライヤー)500社との取引基本契約の締結で電子契約サービスの利用を開始、その後、新関西国際空港グループとサプライヤー間の一定条件の取引契約に電子契約サービスを利用していく。

これまでの契約書に代わり、サインナップワンを利用した電子契約に移行することで、印紙代や郵送費などの経費削減、業務の効率化を実現する。

■「パーチェスワン」の詳細
http://www.purchaseone.info/