
▲新熱延ライン(出所:日本製鉄)
荷主日本製鉄は6日、名古屋製鉄所(愛知県東海市)で新たな熱延ラインが完成したと発表した。年間生産能力は600万トンで、投資額は3000億円。自動車向けを中心に、超ハイテン鋼板など高級薄板の生産体制を強化する。現行の熱延ラインは2026年度中に休止する予定。
新ラインには世界最大の耐荷重を持つ圧延機を導入し、圧延制御性や温度制御性を高めた。電気自動車(EV)を含む自動車の軽量化や高強度化、衝突安全性向上に対応し、高機能鋼板の安定供給につなげる。
自動車業界では環境規制の強化や電動化を背景に、車体重量の低減と強度確保を両立する素材への需要が高まっている。日本製鉄は名古屋製鉄所を自動車用鋼板事業の中核拠点と位置付け、新ラインを活用して高強度鋼板の供給能力を高める。
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