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ノルディック、衛星・セルラー対応IoT開発を加速

2026年8月12日 (水)

(出所:ノルディック・セミコンダクター)

サービス・商品ノルディック・セミコンダクター(東京都港区)は12日、セルラーIoTモジュール「nRF9151」を活用した衛星・セルラー対応IoTデバイスの開発を容易にする新たな仕組みを発表した。LooUQの組み込みモデム「MTC2-N9151」がSkyloの非地上系ネットワーク(NTN)認証を取得し、物流管理や資産追跡など、携帯電話基地局の圏外を含む用途でIoT機器を展開しやすくする。

MTC2-N9151は、nRF9151が取得済みのSkylo認証を継承した。nRF9151はLTE-M、NB-IoT、NB-NTN、NR+に対応し、セルラー通信と衛星通信の機能を単一モジュールに統合した。通信環境に応じて衛星通信とセルラー通信を自動的に切り替えられ、物流管理や資産追跡、農業モニタリング、エネルギーインフラなどへの活用を見込む。

認証済みモジュールを採用することで、機器メーカーは従来必要だった専用の衛星通信ハードウェアを追加開発する必要がなくなるほか、認証に必要な試験を削減できる。MTC2-N9151は地上LTEと3GPP標準準拠のNB-NTN衛星通信を単一アンテナで利用でき、新製品への組み込みに必要な外付け部品も2点に抑えた。開発期間やコストを削減し、衛星・セルラー対応製品の市場投入を早める。

すでに米国では、水管理ソリューション企業Remsightが同モデムを採用している。同社の「HydroProxy」は、これまで地上セルラー通信が届かなかった米国西部の遠隔灌漑設備でも、太陽光発電で稼働するセンサーの常時接続を実現した。これにより、水管理者は設備状況をリアルタイムで監視できるようになった。

MTC2-N9151と各種開発キットは12日から、評価・量産設計向けに提供を開始した。ノルディックは25日に、nRF9151を利用したSkylo認証デバイス開発に関するウェビナーを開催する。

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