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東京ボード、納品と回収一体で建設資材を循環

2026年9月8日 (火)

▲建設現場での木くず回収(出所:東京ボード工業)

環境・CSR東京ボード工業(東京都江東区)は8日、三洋UD(東京都墨田区)と建設現場から出る木くずを回収し、新たな床下地材に再生して現場へ戻す取り組みを始めると発表した。製品の納入と木くずの回収を一体化し、建設資材を循環させる。

対象は、三洋UDの遮音置床システム「UDシステムフロア」を採用する建設現場。発生した木くずを回収し、東京ボード工業が100%原料として再生パーティクルボード「E・V・Aボード」を製造する。完成したボードはUDシステムフロアの床下地材として、再びマンション建設現場などへ供給する。

物流は東京ボード工業の子会社ティー・ビー・ロジスティックスが担う。再生したパーティクルボードを建設現場へ届ける一方、現場から木くずを回収して東京ボード工業へ運搬。製品の納入と廃材の回収を一元的に手掛けることで、効率的な輸送につなげる。

木くずの回収には、三洋工業と三洋UDが2025年4月に取得した産業廃棄物の広域認定制度を活用する。建設現場で出た木くずを廃棄せず、同じ床システムに使う材料として再利用する仕組みだ。

▲E・V・Aボード

E・V・Aボードは、国際規格の「EPD International」と国内の「SuMPO EPD」を取得。これにより、今回の取り組みを通じて供給する床システムは、建築物のライフサイクル全体におけるCO2排出量の詳細な算出が可能になる。両社は資材の回収、再生、再供給を組み合わせ、建設現場での資源循環を進める。

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