調査・データTerra Motors(東京都港区)は16日、インドで展開する電動三輪「e-rickshaw」の利用者を対象に、収入や金融サービスへのアクセス状況などを調べた「Impact Report 2025」を公開した。アッサム州、ビハール州、ジャールカンド州のドライバーを調査した結果、車両購入から6カ月後の月収は中央値で58%増加したとしている。
調査は2024年からことし5月まで実施し、車両購入時に4676人へアンケートを行った。このうち1261人を6カ月後に電話で追跡し、15人には対面で詳しく聞き取った。収入の変化を実感したドライバーは98%で、85%にとって購入した電動三輪が初めてのEV(電気自動車)だった。

(出所:Terra Motors)
電動三輪はインドで低中所得層の生計手段として普及している。Terra Motorsはサブディーラーを含む420以上の販売網を展開しており、同社車両の累計走行距離は26年3月末時点で14億3223万キロに達した。
車両購入を通じて金融サービスへのアクセスを得たドライバーは79.9%だった。同社のファイナンスによる融資総額は累計1832万9252米ドルで、このうち63%はそれまで信用履歴を持たなかった層への融資だった。
環境面では、ディーゼル車と比較したCO2排出回避量が3月末時点で累計13万2000トンとなった。Terra MotorsはEVの販売に加え、アフターサービスやファイナンスを組み合わせた事業を展開しており、今後もインド全土で取り組みを広げるとしている。
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