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タダノ、クレーン操作の訓練用シミュレーター発売

2026年9月29日 (火)

サービス・商品タダノ(香川県高松市)は28日、クレーンオペレーターの育成に向け、教育用シミュレーター「リフトトレーニングシミュレータ UN-117-1」を国内向けに発売した。仮想現実(VR)技術を活用し、安全な仮想空間で実機に近い操作訓練ができる。価格は税別380万円で、PCとVRゴーグルは別途用意する必要がある。年間10台の販売を目指す。

同製品は、荷の振れやブームのたわみ、物体との接触、風の影響などを再現する。同社のラフテレーンクレーン5機種と9つの訓練コースを収録し、実機と同等のレバーやペダルを採用した。基本操作の習得から技能向上まで幅広い訓練に対応する。

▲荷の振れやブームのたわみを再現(出所:タダノ)

訓練結果は「位置精度」「荷の安定性」「操作品質」「作業効率」「状況判断」の5項目で数値化し、技能レベルや改善点を把握できる。玉掛け不良や急操作など、実機では危険で試せない状況も安全に体験できる。

機材は4箱に分けて搬送でき、簡単に組み立てられる構成とした。社内教育や講習会などでの活用を想定する。クレーン業界のオペレーター不足や技能継承の課題に対応し、現場経験を補完する訓練を通じて人材育成を支援する。

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