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東洋ゴム、トラックタイヤで米環境保護庁認証を取得

2014年4月4日 (金)

認証・表彰東洋ゴム、トラックタイヤで米環境保護庁認証を取得東洋ゴム工業は4日、米国環境保護庁(USEPA)が認証する「スマートウェイ・プログラム」で、北米市場向け市販用トラック・バス用タイヤM144が新たに認証を取得したと発表した。

認証を取得したM144は、同社独自のトラック・バス用タイヤ基盤技術「eバランス」を採用し、環境性・経済性・耐久性などタイヤに求められる基本性能を高め、転がり抵抗の低減を実現させたトラック・バス用タイヤで、2013年3月に発売した。

スマートウェイ・プログラムは、USEPAが米国内の商業輸送で燃料消費効率の向上と大気汚染物質の排出量削減を進めるため、温室効果ガスの低減に効果のある技術・製品を認証し、市場への導入を促進する制度。

トラック・バス用タイヤでは、転がり抵抗性能がUSEPAの定める基準を達成した場合、スマートウェイ製品として認証を受けることができる。カリフォルニア州では、同州内を走行する53フィート(16メートル)以上のトレーラーをけん引する際に、スマートウェイ認証製品の装着を義務付ける規制が施行されている。同社製タイヤは、2010年に初めて3商品がスマートウェイ認証を取得した。