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東洋ゴム、トラック・バス用タイヤなど10%値上げ

2011年8月2日 (火)

話題東洋ゴム工業は2日、国内市販用トーヨータイヤの出荷価格を値上げすると発表した。

 

タイヤの主原料である天然ゴム価格が記録的な高値レベルで推移しているほか、合成ゴムやカ-ボンブラックなどの石油化学系原材料も依然として高値圏で推移していることから、「企業努力のみでは吸収することは困難」として、価格改定に踏み切るもの。

 

改定対象は、国内市販用トーヨータイヤの産業車両用、トラック・バス用、一部のライト・トラック用タイヤで、10月1日出荷分から夏用、冬用タイヤとも、新価格を適用する。

 

値上げ率は、産業車両用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、一部のライト・トラック用タイヤが10%、トラック・バス用リトレッドタイヤが5%となっている。同社では「適正な価格で供給していけるように生産性の向上、コストの削減に努めるなどあらゆる活動に取り組んでいく」としている。