認証・表彰倉庫自動化システムを手がけるExotec Nihon(東京都港区)は15日、立体自動倉庫システム「Skypod(スカイポッド)システム」が2026年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。床面とラックを移動するロボットを使い、建屋を拡張せずに保管密度や出荷能力を高める設計が評価された。
Skypodは、ロボット、保管ラック、ワークステーション、倉庫運用ソフトウエアで構成する。ロボットは床面を走行するほか、最大14メートルのラックを昇降し、保管容器を出し入れする。25年2月に国内発表した次世代モデルでは、ロボットを小型化してラック間隔を縮め、保管能力を最大30%高めた。
ワークステーションの処理能力も従来比50%向上した。ロボット間での容器受け渡しや搬送、仕分けをシステム内に統合し、梱包前の一時保管、配送順に合わせた出庫、出荷箱への直接ピッキングにも対応する。ロボットやラックを後から追加でき、倉庫稼働を維持しながら処理能力を拡張できるとしている。
ロボットは最大30キロを積載し、水平移動速度は最大毎秒4メートル、垂直昇降は同1.5メートル。5分間の充電で1時間稼働する。国内ではファッション、小売、EC(電子商取引)、食品などで導入が進んでおり、人手不足や倉庫床面積の制約を背景に、高さ方向を活用した保管・搬送効率化の需要を取り込む。
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