ロジスティクスアイサンテクノロジー(名古屋市中区)は19日、グループ会社のA-Drive(横浜市港北区)と参画する福岡県古賀市の自動運転バス事業で、同日から一般試乗を開始したと発表した。運転士不足によるバス路線維持の課題に対応し、既存のオンデマンド交通と自動運転を組み合わせた持続可能な地域交通ネットワークの確保を目指す。
一般試乗は11月24日まで、土日を除いて実施する。ししぶ駅東口―コスモス館前の片道3.7キロを結び、自動運転レベル2で運行する。予約のある停留所で乗降するセミデマンド方式を採用し、1便当たりの乗車定員は業務従事者を除き13人。運賃は無料で、事前予約制・先着順となる。予約は「のるーと」アプリ、古賀市LINE公式アカウント、電話で受け付ける。
運行は古賀タクシーと花鶴タクシーが担う。A-Driveが自動運転実証全体を統括し、アイサンテクノロジーは実証の実施と高精度3次元地図の作成・提供を担当する。運行中は自動運転バスの操作を習得した運転士が乗務し、状況に応じて手動運転へ切り替える。
古賀市では高齢化などに伴い公共交通の需要が高まる一方、運転士不足がバス路線維持の課題となっている。今回も既存の「のるーと古賀」と同じ予約環境を利用し、オンデマンド交通と自動運転バスが円滑につながる地域交通ネットワークの構築に向けた検討を進める。12月7日-2027年1月14日には一般試乗を行わず、従来のルールベース走行に加えてAIベースの走行を取り入れるための学習走行を予定している。
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