財務・人事DHL(ドイツ)は16日、2026年通期の業績見通しを上方修正すると発表した。グループEBIT(利払前・税引前利益)は従来の65億ユーロ超から70億ユーロ超へ引き上げた。主力のDHLエクスプレスを中心に収益改善が続いているほか、第4四半期の繁忙期需要が堅調に推移するとの見方を反映した。
DHL各事業部門のEBIT見通しも59億ユーロ超から64億ユーロ超へ引き上げた。一方、ドイツ国内の郵便・小包事業は9億ユーロ超、グループ機能部門はマイナス4億ユーロ程度で従来予想を据え置いた。フリーキャッシュフローは30億ユーロ程度から32億ユーロ超へ上方修正した。
成長投資も積み増す。通期の設備投資額は従来の30億-33億ユーロから36億ユーロ程度へ引き上げた。運転資本の増加がある中でも営業キャッシュフローが堅調に推移しており、需要拡大に対応する投資余力を確保できるとみる。
第3四半期の売上高は前年同期比12%超増の226億ユーロ、グループEBITは17億1000万ユーロで同16%増となった。DHLエクスプレスのEBITは10億3500万ユーロと前年同期の6億9200万ユーロを大きく上回った。運賃・コスト施策の効果に加え、重量ベースの取扱量増による稼働率向上が寄与した。
このほか、DHLグローバルフォワーディングのEBITは2億6000万ユーロ、DHLサプライチェーンは3億ユーロ、DHL eコマースは5000万ユーロだった。第3四半期の正式決算は11月5日に公表する予定。
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