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YEデジタル、九大跡地で交通情報サイネージ

2026年10月23日 (金)

ロジスティクスYE DIGITALとマチディア(福岡市中央区)は23日、九州大学箱崎キャンパス跡地で開発が進むスマートシティのデジタルサイネージ整備・運用事業を、共同提案で受託したと発表した。公共交通や地域、イベント、防災情報と広告を配信する基盤を構築し、2028年度から段階的に運用を開始する予定だ。

サイネージは計4基を整備する。公共交通とシェア型モビリティの乗り換え拠点となるモビリティハブ2か所に55インチLCDサイネージを設置し、鉄道やバスの運行情報、駅や乗り場、モビリティーポートの案内を発信する。交流広場と街のメインエントランスには大型LEDビジョンを各1基設置する。緊急時には、防災・安全情報を優先して一斉配信できる構成を想定している。

▲4基のサイネージ(出所:YEデジタル)

YE DIGITALは、サイネージやコンテンツ管理システム(CMS)、情報配信システムの構築、設置、保守運用を担う。マチディアは広告媒体の設計や広告枠の販売、配信、メディア運営を担当する。広告収益は、サイネージの継続運用や、にぎわい創出を含むまちづくり活動を支える財源の一つとして活用する想定だ。

YE DIGITALは、サイネージをフィジカルAIの社会実証・検証拠点として活用することも検討している。カメラやセンサーとエッジAIを組み合わせ、人流や滞留などの状況をデジタルツイン上で解析し、情報提供や都市サービスに還元する仕組みを検証する。混雑状況に応じた案内や回遊支援、災害時の人流把握と避難誘導、交通・観光・防災施策へのデータ活用などを想定する。

実証内容や設置場所、期間、設備仕様、取得データ、データの取り扱いなどは、関係者との協議で決定する。個人の特定を目的とせず、プライバシー保護と安全性を前提に検証を進める。

2026年度以降に要件定義やハードウエア・システム設計、フィジカルAIの実証内容の協議を進め、28年度に第1期、29年度に第2期のサイネージ設置・運用開始を予定している。

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