
▲ばら積み運搬船「FRONTIER EQUINOX」(出所:名村造船所)
荷主名村造船所(大阪市西区)は22日、伊万里事業所(佐賀県)で建造していた日本郵船向け18万2000トン型ばら積み運搬船「FRONTIER EQUINOX」を引き渡した。同社の主力船型である載貨重量18万2000トン型ばら積み運搬船の第7番船となる。
全長291.92メートル、幅45メートル、夏期満載喫水18.20メートルで、総トン数は9万4589総トン、載貨重量は18万2651重量トン。定員は25人で、船籍は日本、船級は日本海事協会(NK)。主要寸法は、フランスのダンケルク港に入港可能な最大船型「DUNKIRKMAX」を志向している。
独自開発の「Namura flow Control Fin(NCF)」やフィン付き舵、NCF後流の流場を改善する省エネフィンを採用し、燃料消費量の低減を図っている。主機関と主発電機関には窒素酸化物(NOx)排出3次規制に適合した機種を採用。エネルギー効率設計指標(EEDI)を基準値比で30%以上削減することが求められる「EEDI Phase 3」を達成した。
環境面では、バラスト水管理条約に準拠したバラスト水処理装置や、生活排水、雨水、カーゴホールド洗浄水の船外排出を適切に管理するための貯蔵タンクを備える。機関部の冷却システムにはセントラル清水冷却方式を採用し、船内メンテナンス作業の低減を図った。
また、日本郵船、長崎船舶装備、名村造船所の3社が連携し、長期航海でも乗組員が快適に過ごせる生活環境を目指して、居室の内装や質感の向上を図っている。
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