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日通、上海発博多港経由関東向けの一貫輸送サービス

2011年3月4日 (金)

ロジスティクス日本通運は4日、上海-博多間の高速RORO船「上海スーパーエクスプレス」(SSE)による外航輸送と、内航船「ひまわり」による博多-東京間の内航輸送を組み合わせた一貫輸送サービス「E-WING(イーウィング)」の販売を3月から開始すると発表した。

 

新サービスは、SSEで上海から博多港まで海上輸送した20フィート・40フィートコンテナ積載貨物を、博多港のSSE専用バースに隣接するクロスドックセンターで、内航輸送専用のウィングトレーラーへ積み換え、博多港からは内航船ひまわりで東京港まで海上輸送するもの。

 

配達地域は東京港から40キロ圏内の顧客ドアまでとし、料金も配達費用を含む、わかりやすいパッケージとして設定した。これにより、顧客にとってはトータル物流コストの把握が容易になる。また、博多港から配達まで、ウィングトレーラーを使用することで、東京港での荷役作業時間短縮と安全性の向上を実現した。

 

同社では「SSE、内航船の優れた定時性と、本船作業・ウィングトレーラーへの積替え作業をすべて自社で行うことによる安全品質の確保、SSE+内航船の組み合わせ輸送によるCO2削減などにより、高度化する顧客ニーズに対応していく」としてる。