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王子HD、段ボール取引の排除措置命令受け審判請求

2014年7月7日 (月)

荷主王子ホールディングスは4日、段ボールシートと段ボールケースの取引で、独占禁止法の「不当な取引制限の禁止」規定に違反する行為があったとして、公正取引委員会から排除措置命令、課徴金納付命令を受けたことに対し、子会社を通じて審判請求を行うと発表した。

同社は排除措置命令・課徴金納付命令を受けた後、命令の内容を詳細に検討した結果、「内容には承服できないものがある」として、4日付で子会社が公正取引委員会に対して審判請求するとともに、排除措置命令の執行免除を申立てることを決めた。

一方、命令を受けたことについてはその重大性を重く受け止め、一部の取締役とグループ経営委員の月額報酬を30%-10%を自主返上することも決めた。