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東扇島で23日に緊急物資輸送訓練、一般観覧席設置

2014年7月11日 (金)

環境・CSR関東地方整備局は11日、首都直下地震などが発生した際に緊急支援物資の輸送拠点となる川崎港東扇島地区の「東京湾臨海部基幹的広域防災拠点」(東扇島地区)で、23日に防災訓練を実施すると発表した。

訓練は、緊急物資の輸送に重要な役割を果たす航路の啓開(障害物撤去)や、陸・海・空からの緊急物資の輸送訓練を主とした「緊急確保航路啓開、緊急物資輸送訓練」。

今回は初の試みとして、コンテナが航路へ流出したことを想定した海上からのコンテナ撤去訓練、国土交通省の船舶による大型漂流物の撤去、海底障害物探査訓練、JAFによる緊急輸送路上の障害車両撤去訓練、港湾広域防災協議会の活用による港湾管理者と連携した緊急物資の船舶・航空輸送、陸上自衛隊トラックによる東京都の広域輸送基地への緊急物資輸送訓練、神奈川倉庫協会と連携した緊急物資の一時保管訓練——を行う。

一般見学者向けの観覧席を設け、地震の揺れを体験できる起震車や防災関係車両の展示も行う。