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電化工業、中国・大連に放熱プレートの新工場

2014年7月14日 (月)

荷主電気化学工業は14日、中国・大連市に新会社を設立し、高速鉄道向けパワーモジュール用高信頼性放熱プレート「アルシンク」の製造工場を建設すると発表した。

現在、アルシンクはパワーモジュールの信頼性向上のために欠かせない高性能放熱プレートとして高速鉄道など世界中の電鉄車両に採用されており、今後も中国北車、中国南車などの大手車両メーカー向け需要が拡大する見込みとなっている。

こうした需要に対応するため、大連市に新会社を設立し、新工場を建設して供給体制の強化・整備を行うとともに、国内生産拠点の大牟田工場と同等の高品質製品を供給する。需要伸張が見込まれる中国で生産することにより「生産体制の最適化」を図る。

新工場は10億円を投資し、2015年末に量産を開始。17年度に40億円の売上を目指す。