SGHD、CSRレポートを発行、大災害対応など特集

環境・CSRSGホールディングスは22日、同社グループの2013年度のCSR活動をまとめた「SGホールディングスグループCSRレポート2014」を発行した。

レポートはCSR関連の重要テーマを特定し、主な取り組みをまとめた冊子で、Webサイトでは冊子の内容にデータを加え、より詳細な情報を紹介している。

13年度はISO26000による活動の整理と課題の抽出を実施。冊子では、ハイライトとしてBCP（事業継続計画）・BCM（事業継続マネジメント）、女性活躍推進のための取り組みを紹介するとともに、重要テーマとしている「安全」「環境」「社会」「従業員」に関する取り組みを掲載した。

ハイライトの一つとして取り上げた「大災害時の対応」では、大規模災害時のBCP・BCMについて、ステークホルダーダイアログを通じて寄せられた意見を紹介しているほか、社会に重大な影響を及ぼす事象が発生した場合の、グループBCP・BCM体制と取り組みの進捗を報告している。

また、3年目を迎えた、女性の活躍推進のための取り組み「わくわくウィメンズプロジェクト」では、活動を通じて女性スタッフによる引越しサービス「レディースムービング」の開始など女性の感性を活かしたビジネスを紹介するとともに、積極的にビジネスに参画していく女性従業員を表彰する「わくわくアワード」の開催報告を掲載した。

同社は中期経営計画の施策の一つとして、事業収入の30％を女性が担う体制の確立を目標に掲げている。