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関東に物流拠点、在庫とデリバリー改善

独コンチネンタルタイヤ、日本法人が営業開始

2014年8月4日 (月)

荷主独コンチネンタルタイヤ(ハノーバー市)は1日、日本でタイヤ販売事業を拡大するため、日本法人として「コンチネンタルタイヤ・ジャパン」を設立し、営業を開始した。関東に物流拠点を持ち、国内在庫とデリバリーの改善を行う。

コンチネンタルタイヤは1974年7月、ヤナセが補修用タイヤの輸入元となり、日本でのビジネスをスタート。02年4月には横浜ゴムと新車用タイヤ事業で提携し、合弁会社ヨコハマコンチネンタルタイヤを設立。これに伴い、補修用タイヤ市場でも横浜ゴムがコンチネンタルタイヤの総輸入元になり、ビジネスを展開しきた。

今後はコンチネンタルタイヤ・ジャパンが従来の販売代理店とともに新規顧客の開拓と販売本数の拡大を目指し、欧州車を中心に輸入車に装着率の高いプレミアムブランド「コンチネンタル」タイヤの認知度・顧客ロイヤルティ向上に努める。

補修用乗用車・小型トラックタイヤ、アジア・太平洋事業部長で、コンチネンタルタイヤ・ジャパンの会長を務めるアントニオ・ロぺス・デ・セアブラ氏は、「日本では国産車の補修用タイヤとコンチネンタルタイヤが得意とする冬用タイヤの市場にシェア拡大の大きな機会があると考えている。取引先への積極的な販促支援とコミュニケーションにより、販売チャネルのさらなる拡大、顧客満足度の向上を図っていく」としている。

■コンチネンタルタイヤ・ジャパンの概要
会社名:コンチネンタルタイヤ・ジャパン
所在地:東京都品川区東品川2-3番12号
会社設立月:2014年6月
主な事業内容:乗用車、トラック、二輪車両、産業用タイヤの輸入、販売、マーケティング、アフターサービス