サービス・商品DPVR(中国)は17日、ドローンの操縦を仮想空間で練習できる「ドローン操縦シミュレーション訓練ソリューション」を発表した。実機を使う前にVRで繰り返し練習できる仕組みで、基礎的な操縦から物流、災害対応など業務に応じた訓練まで対応する。
ドローンの実機訓練では、墜落による機体の損傷や修理費用に加え、雨や雪、強風などで予定通りに練習できないことがある。飛行場所や空域にも制約があるため、DPVRはこうした影響を受けにくいVR環境を訓練に活用する。
システムはVRヘッドセット「DPVR E4C」、操縦訓練・評価システム、業務用ドローンコントローラー、PCで構成する。受講者は実機に近い操作方法で、ホバリングや8の字飛行などを繰り返し練習できる。指導者は訓練時間や実施回数、評価結果を確認でき、受講者ごとの習得状況も管理する。

▲VRヘッドセットと操縦コントローラーを使った訓練イメージ(出所:DPVR)
基礎訓練だけでなく、森林火災への対応や災害情報収集、緊急救助など、実際の環境では繰り返し再現しにくい訓練にも利用できる。物流分野では、業務でドローンを運用する操縦者の訓練用途を想定している。
DPVRは教育機関やドローン講習事業者、防災・危機管理関連機関などへの導入を見込む。1人用の訓練環境から複数人が利用する実習室まで、施設の規模に合わせて構成できるとしている。
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