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国交省調べ

6月の一般貨物トラック輸送量、前月比2.5%増

2014年9月2日 (火)

調査・データ国土交通省が2日発表した6月のトラック輸送情報によると、特別積合せ貨物、宅配便、一般貨物の輸送量(個数)はいずれも前年同期実績を上回った。

特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は511万9536トンで、前月比で21万2000トン増(季節調整後0.4%増)、前年同月比では1万3000トン増(0.3%増)となった。

平均稼働日数は24.4日で、前月と比べて1.3日増加し、前年同月との比較では0.2日増えた。稼動1日当たりの輸送量は、20万9817トンで、前月より3000トン(1.2%)減少し、前年同月比較では1000トン(0.6%)減少した。

宅配便取扱個数(調査対象14社)は2億9243万8000個で、前月比で1902万6000個増加したものの、季節調整後の増減率は0.3%減少。前年同月比は328万5000個増加し、1.1%増となった。

品目別では、前月と比べてすべての品目で「輸送量が増加した」と回答する事業者が多く、増加要因としては、工場・生産地からの貨物増が「機械」「繊維工業品」「食料工業品」で、倉庫から出る貨物増が「化学工業品」で見られた。主な増加地域は神奈川、関東、愛知、大阪、兵庫。

前年同月と比べて増加したのは「食料工業品」で、工場・生産地からの貨物増と回答する事業者があった。「日用品」の主な増加地域は関東で、主な減少地域は神奈川。

全国の一般貨物トラック事業者(回答事業者828社)の輸送量は、前月比2.5%増、前年同月比1.1%増。