ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

富士ゼロックスの「貿易帳票管理システム」導入で評価

古野電気、文書情報管理のベストプラクティス賞受賞

2014年9月11日 (木)

サービス・商品富士ゼロックスは11日、同社が提供する「貿易帳票管理システム」を導入した古野電気(兵庫県西宮市)が、日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の「ベストプラクティス賞」を受賞したと発表した。

JIIMAは文書情報マネジメントの普及に努める国内唯一の公認団体で、2007年には先進的な文書情報マネジメントシステムを導入して顕著な成果を挙げている企業・団体を表彰するベストプラクティス賞を設けた。今回が8回目の表彰。

古野電気が受賞したのは「貿易帳票管理システム構築による輸出入帳票の電子化と法対応」で、貿易業務標準化、貿易帳票類の電子化に加え、ルールに基づく処理の自動化を通して業務効率化とガバナンス強化を実現するため、富士ゼロックスが提供する「貿易帳票管理システム」を導入。

ERP導入を機に13年3月から輸出業務でシステムを稼働、同年11月には輸入業務でも貿易帳票管理システムの活用を開始した。

この結果、海外拠点などを含む貿易関連業務の工数を45%削減し、紙の保管帳票も75%削減するなど、大きな成果を実現した。システムは貿易帳票類の電子帳簿保存法や輸出入貿易に関する制度に準拠したシステムとして構築されており、17年から予定される通関書類の電子化を先取りしたシステムとしても評価されている。