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コープネット、桶川生鮮センターで自家発電実験

2014年9月17日 (水)
コープネットフーズ桶川生鮮センターに設置した自家発電装置(出所:生活協同組合連合会コープネット事業連合)

コープネットフーズ桶川生鮮センターに設置した自家発電装置(出所:生活協同組合連合会コープネット事業連合)

環境・CSRコープネット事業連合(さいたま市南区)は17日、ヤンマーエネルギーシステム(大阪市北区)と協力し、19日から生鮮品の加工施設「コープネットフーズ桶川生鮮センター」(埼玉県桶川市)で、コープ店舗で回収した廃食油を利用したバイオディーゼル燃料を使用し、自家発電装置の実証実験を開始すると発表した。

今回の実証実験では、バイオディーゼル燃料で駆動するヤンマーエネルギーシステムの発電装置をコープネットフーズ桶川生鮮センターに設置し、昼間の補助電源として発電利用することで、電力需要が集中する時間帯の供給電力量を低く抑える「ピークカット」に寄与する。

また、発電装置と合わせ熱交換器を設置し、貯湯槽への熱供給を行うことで、既存のボイラーで使用するLPG(液
化石油ガス)使用量の削減にもつなげる。

バイオディーゼル燃料を使用した電力の使用とLPGの消費削減により、年間50トンのCO2を削減する。

コープネットでは「今回のバイオディーゼル燃料発電をはじめ、物流施設での太陽光発電パネルの設置など、持続可能な社会の実現に向けた再生可能エネルギーの拡大をこれからも進めていく」としている。