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阪急阪神エクス、航空輸出が14か月連続で増加

2014年12月4日 (木)

ロジスティクス阪急阪神エクスプレスは3日、11月の航空輸出入取扱実績を発表した。輸出は取扱件数が10.5%減(前年同月比)の1万6844件、取扱重量は2%増の4920トンとなった。件数は6か月連続で対前年マイナスとなったが、重量は14か月連続で増加した。

TC-1向けは中西部向自動車関連や東部向の自動車部品、化学製品が引き続き活発な荷動を示し、全体で17か月連続で前年を上回った。

TC-2向けは、オランダ向自動車部品関連や電子機器などが堅調だったが、最大仕向地のドイツ向が低調に推移し、全体では重量ベースで4か月ぶりのマイナスとなった。TC-3向けは、中国、台湾向で堅調な荷動きを示したが、最大仕向地のタイ、香港向が前年を下回った。また、前年は液晶関連の荷動きが好調だったマレーシア向の反動減も影響し、全体では重量ベースで14ヶ月ぶりにマイナスとなった。

輸入取扱件数は12.4%減の1万4668件。円安傾向の継続、上海シフトなどの影響で、全体的に鈍い荷動きが続き、5か月連続の対前年マイナスとなった。品目別では、主力の自動車部品関連は堅調な荷動きを示したが、アパレル関連、コンピューター部品・付属品関連といった主要貨物が低調に推移した。